お役立ちコラム

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給排水は?配電は?気になるトレーラーハウスのインフラ事情

■ シャワーは使えるの?エアコンをつけても大丈夫?

 

トレーラーハウスの給排水や配電に関して、よくご質問を頂戴します。

 

「シャワーは屋内で使えますか?」

「エアコンと電子レンジは一緒に使えるの?」

 

トレーラーハウスは土地に定着する「建築物」ではなく、任意かつ随時に移動できる「車両」という扱いです。

そのため、キャンピングカーのような簡易キッチンや、車外で浴びるタイプのシャワーを連想する方がいらっしゃるかもしれません。

また、電源についても、自動車のように容量が限られていてエアコンも満足に動かせないのでは?

という疑問をお持ちの方もいらっしゃるようです。

 

結論からお伝えしますと、その心配は必要ありません。

トレーラーハウスは確かに「車両」ですが、給排水や電源などのインフラ設備については、住宅や店舗として十分可能です。

大きな電力を必要とされるお店をお考えの場合、使用電力量をお伝えいただければ問題ありません。

100Vでも200Vでも対応可能です。また、契約電力量を変更することもできます。

 

【電気】・・・一般的には30AでOK。契約次第で40A、50Aも可能ですし、後からの変更ももちろんできます。

業務用エアコン、冷蔵庫等は20Vの高電圧に。

【給水】・・・よほどの山中でなければ問題ありません。

【排水】・・・下水があれば良いですが、なければ浄化槽の埋没となります。

水の使用量に合わせた浄化槽の大きさとなします。(処理能力の問題)

【ガス】・・・プロパンガスになりますが、都市ガスをご希望の場合は対応可能です。

 

 

■ 十分な電力と給排水の提供を実現できる理由

 

トレーラーハウスであっても、トイレ・お風呂・キッチンなどの水回りは一般住宅と全く変わりません。

設置する土地に上下水道と電気さえ来ていれば、ライフラインのご心配は要りません。

設置する場所に、あらかじめ電気メーターとカプラーを用意しておきます。

そのカプラーと、車両から出ているケーブルの先のカプラーと接続するだけで、すぐに十分な電力を得ることができます。

バッテリーなどからの供給ではありませんので、電力を気にせずエアコンなどの家電製品を使うことができます。

給排水についても、スムーズに接続できるアタッチメントをご用意しています。

設置する土地に、あらかじめ上下水道を引き、アタッチメントを取り付けておきます。

地面側の給排水アタッチメントと車両側の給排水アタッチメントをつなげることで、住宅や店舗に必要な量の給水、排水を行うことができるようになります。

 

標準化されたアタッチメントは電気・給排水とも、特別な工具を使うことなく簡単に着脱が可能です。
設置をするときはもちろん、移動をするときにも接続・切り離しがスムーズにできるようになっています。
このため、「随時かつ任意に移動できる」構造としつつ、必要なライフラインを確保することができるのです。

そして、トレーラーハウスは、「車両」ですが、自動車税・重量税などが不要です。
「建築物」ではなく「車両」なので、不動産取得税や固定資産税なども必要ありません。
一般的な住宅と異なって償却期間も4年ですので、節税効果も期待できます。
また、移動もできますので、例えば店舗の場合、
一度出店して、一定期間後に事業上の理由で店舗を移転したい、となったときにも移動することができます。

こういった様々なメリットをもつトレーラーハウスですが、
これが建物ではなく「車両」として認められるためには、「随時かつ任意に移動できる」必要があります。
デッキや配管などとの接合部分を外すために特殊な工具が必要となると、建築物の扱いとなります。
これは法律に関わるため非常に重要な部分です。
実績や経験が少なかったり、十分な知識がないとこの点がグレーな状態になってしまうことも。
後々トラブルになってしまわぬようトレーラーハウスは業者選びが大切です。

 

 

■色々なタイプが作れる「オーダーメイド」のトレーラーハウス

 

電気や給排水といったインフラ部分については、トレーラーハウス独自の工夫が必要ですが、
フレームから上の部分については、「注文住宅」と同じです。
ご要望と予算、納品場所までの道路状況、そして敷地面積に応じてフルオーダーでの製作が可能になっています。

アイデア次第で、住居はもちろん、
ホテルやグランピングリゾート、飲食店、ヘアサロン(美容院)、
カラオケ店、ペットショップ、調剤薬局、各種事務所などなど様々な用途にご利用いただけます。

以下でそれらの事例をご紹介したいと思います。

 

 

■グランピング仕様のお部屋

 

 

トレーラーハウスの作り方は一般住宅と同じスペックなので、しっかりとしたお部屋として作ることが出来ます。
そして、セカンドハウスや別荘、ホテルとして使うなら、好みを存分に反映した住み心地の良い部屋にしたり、
ジャグジーやおしゃれなバスルームを設置できますし、
例えば「シャワールーム完備トレーラー」として、何室もシャワールームを入れたりすることも可能です。
普段の家とは違う、非日常性、リゾート感覚を楽しむことが出来ます。

 

 

■大型キッチンを入れて飲食店に、シャンプー台を並べれば美容院に

 

一般店舗と同様の設備を搬入できるので、飲食店としてご活用いただくことや、
シャンプー台を並べて美容室を開業している方もいらっしゃいます。
さらに、高い遮音性を生かしてライブハウスとして利用している方も。まさに、理想の数だけ、実現できる形があります。

 

 

■住宅利用に最適
例えば、「ロフト付きの別荘」や「3部屋に区切って、社宅として使う」というような使い方も可能です。

 

個室3室分のユニットバス、キッチンとなると相応の電力、給水が必要ですが、
トレーラーハウスでも建築物と同様に、必要なだけの量を供給することができます。

このように、ドリームハウスのトレーラーハウスは、「車両」でありながらも、十分な機能を満たすことができるので、
アイデア次第で様々な使い方が可能です。
私達には累計約200棟の豊富な実績があります。ぜひ、あなたのアイデアをお聞かせください。

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