21年03月02日15時07分
お役立ちコラム
2020年1月から始まった新型コロナウイルスの流行は、社会において様々な影響を及ぼしました。
以前は花粉や風邪が気になる人だけがつけていたマスクも、いまは「マスクをしないと外に出れない」ぐらいのものになっていますし、
店舗、病院、公共施設など、あらゆる場所で密を避け、換気を徹底することが当たり前になってきています。
会社への通勤も変わりました。
以前は当たり前に満員電車に乗り、似たような時間に通勤していました。
それまではリモートワーク・テレワークなどは、一部の先進的な企業が取り組んでいるのみで、一般的とは言い難いものでしたが、
いまやリモートワーク・テレワークは当たり前のものとして普及しています。
急激に環境に変化する中、それに対応する手段として「トレーラーハウス」がいま、改めて注目されています。
その理由に迫ってみました。
新型コロナウイルス感染症の感染予防として、働く人々に最も多く影響を与えたのが「リモートワーク」ではないでしょうか?
オフィスワークをしている人の多くが自宅で仕事をするようになりました。
また、店舗で働いている方にとっても、営業時間の短縮などで家に帰る時間が早くなったり、事務作業は家で行う、ということも。
さらに外出自粛や、飲食店が夜早く閉まってしまうことから、家にいる時間が長くなりました。
飲み会や懇親会も「Zoom飲み会」で、家から参加するようになりました。
スポーツジムに通っていた人でトレーニング場所を自宅に変えた人もいるかも知れません。
自宅にいる時間を活用して「副業」を始める人も増えています。
そういった「自宅にいる時間が増えた方」や、
「自宅でいままでと違うことをするようになった方」にとっては、
生活・家族とのスペースと、仕事や自分のためのスペースを分けることでメリハリを付けたり、集中する時間を作ったりしたい。
というニーズがあります。
自分が住んでいる家の中で新たにスペースを作り出すのは至難の業です。
そのため、ダイニングテーブルからZoom飲み会をやったり、リビングテーブルで仕事の資料を作ったり、ということになりがち。
でも、それでは思うようにはかどりませんよね。
でも、例えば自宅の敷地に空きスペースがあるからといって、そこに小屋を建てるとなると、建築確認申請や、固定資産税の支払いなどの手間や負担がかかります。
トレーラーハウスなら、空いたスペースに置くだけ。
建築確認申請や固定資産税の支払いは必要ありません。
オーダーメイドで作ることができるので、デスクや照明を置いてワーキングスペースにすることはもちろん、キッチンを備えて「自宅飲みスペース」にすることも可能。
さらに、子どもの遊び場としては大活躍。
いつもとは違う非日常感を味わえ、思うように外へ遊びにいけない子供たちにとってはストレス発散にもなる「秘密基地」のような存在になります。
また、子どもが自宅の敷地内で遊んでいれば、親は安心して仕事や家事に集中することも出来ます。
自宅にもうひと部屋増えることで、課題が解決する方、というのは多いようです。
スペースの問題があるのは、自宅に限った問題ではありません。
未曾有の事態に直面している医療機関でも、特別な対応を求められています。
院内感染の危険性を下げるために、疑いのある人とそうでない人の導線は明確に分ける必要があります。
一方で、医療機関の既存の施設に新たな導線を作るためのスペース的な余裕があるとは限りません。
発熱外来やPCR検査場などでは、通常の入り口や窓口とは異なる導線を作り、たとえば駐車場を通って、施設建物の裏側の窓越しにやりとりをする、などのことが行われています。
既存の施設内に新たな導線を作ることによって、それまでに使っていたスペースが使えなくなることもあります。
そういった場合に、専用に設計したトレーラーハウスを用意し、例えばPCR検査場としたり、
あるいは、従事している人たちの休憩スペースとして設置する、
ワクチン接種のためのスペースとする、といった用途に使うことも想定されています。
そんな便利なトレーラーハウスですが、実は様々なサイズのものがあります。
トレーラーというと9メートルや12メートルぐらいの大型コンテナのサイズを想像するひとは多いかもしれません。
もちろん、そのようなサイズのものもあるのですが、ドリームハウスの扱っているトレーラーハウスには、もっとコンパクトなものがあります。
最も小さなタイプですと「幅2.45m×長さ6.5m」で、乗用車1台の駐車スペース分に設置することが可能です。
トレーラーヘッドにつないで輸送しますので、あまり細い道や狭い角を曲がることはできませんが、接続する道幅などがきちんと確保されていれば、案外小さなスペースを有効に活用することが出来ます。
トレーラーハウスは建築物ではありませんので、建ぺい率や容積率も気にする必要はありません。
自宅横や施設横のちょっとした駐車スペースを活用することができるのです。
新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態に対して、「あったらいいな」というスペースの創出にトレーラーハウスが有効ということをご説明してきました。
そして、、
この影響がずっと続くとは限りません。
案外、この先短い期間で状況が落ち着き、以前と同じような生活が戻ってくる可能性もあります。
それもまた、新たな環境の変化です。
その時、一度増やした「スペース」が不要になる可能性があります。
あるいは、環境の変化により、いままでとは違う「スペース」が必要になる可能性があります。
また、トレーラーハウスで創出したスペースについて、恒久的な施設への建替えが検討される可能性もあります。
その時、建築物とは異なり、随時かつ任意に移動することができるトレーラーハウスなら、別の場所に持っていくことや、新たなニーズに対応したものに置き換えることができます。
しっかりとした作りのトレーラーハウスであれば引き取り手がありますので、
売却することも可能です。
ぜひご相談ください。