お役立ちコラム

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トレーラーハウスを「サテライトオフィス」に!withコロナ時代の新しい働き方

 

2020年1月からの新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い、

社会にさまざまな変化がもたらされました。

その一つが、接触を下げることです。

「人と人の接触を8割抑える」という目標まで提示されました。

 

オフィスは本来、人が集まり仕事をするにあたって非常に重要な意味がある場所でしたが、

オフィスに行くまでの通勤電車や、人が密集するオフィス環境、会食や接待で利用する飲食店など、

感染の危険性がある機会が様々存在することも明らかになりました。

 

そうした中で、注目されているのが「サテライトオフィス」や「リモートワーク」です。

 

これまで「オフィスに集まって働くのが当たり前」だった中で、リモートワークやサテライトオフィスを導入するのはごく一部の企業だけでした。

それが、新型コロナウィルス感染症の拡大によって、実際に導入を決めた企業が一気に増え、いまや「サテライトオフィス」「リモートワーク」の検討は当たり前の選択肢になっています。

 

実は、トレーラーハウスもサテライトオフィスとして活用することができるのです。

この記事では、どのように活用できるのかをお伝えします。

 

 

▼サテライトオフィスとは?

サテライトオフィスとは、会社とは異なる場所に設置されるオフィスのことです。

本店に対する支店のような存在ではなく、もう少し流動的なイメージです。

会社によってその形態に違いはありますが、人が常にいるわけではなかったり、他の会社ともスペースやデスクを共有する、ということもあります。

 

 

 

外回りの多い営業職の方が、営業アポイントの合間に立ち寄り、事務作業等をする場所として主要駅の近くに設けられた拠点などを指して、サテライトオフィスと呼ばれることが多かったようです。

 

しかし、コロナ禍によって、営業職の方以外もサテライトオフィスを活用したり、自宅をサテライトオフィスとして利用する、というケースが増えています。

 

 

▼サテライトオフィス・リモートワークのメリット

 

この図は、総務省が「テレワーク」を推進するにあたって、そのメリットをまとめた図です。

基本的に、サテライトオフィス、リモートワークはテレワークの一部であり、同じメリットがあります。

 

 

企業にとっては、生産性の向上や優秀な人材の確保、離職抑止、コストの継続、事業継続性の確保というメリットがあります。

就業者にとっては、ワークライフバランスの向上、仕事と育児・介護などの両立、通勤時間削減といったメリットがあります。

 

 

同じ成果が上げられるのであれば、リモートワークのほうが様々な面で利点があるといえるでしょう。

 

▼自宅をサテライトオフィスにすることの問題点

 

このように便利で有効なサテライトオフィスですが、スペースの確保や、必要経費の問題、感染予防(接触低下)などの目的により、自宅をサテライトオフィスにする人がいます。

 

しかし、自宅をサテライトオフィスにするためにはいくつかの問題があります。

 

 

  • 作業スペースの問題
    • 自宅に仕事をするために部屋を作っている人はあまり多くありません。リビングやダイニングで仕事をすることになりますが、そうすると目に入る家事やテレビなどが気になってしまったり、他の家族に気を遣いながら仕事をすることになります。
  •  作業効率の問題
    • 書類の管理や、電話、ビデオ会議での打ち合わせなど、会社ではスムーズにできていたことが、自宅だと家族の都合にも配慮しながらになる為、ペースが乱れてしまうなど仕事の効率が低下してしまうことも。
  • 作業人数の問題
    • 社員や役員など誰かの自宅をサテライトオフィスにする場合、他のメンバーも一緒にそのスペースで作業する、ということは現実的には難しいです。
  • 什器の問題
    • 自宅で作業することを前提としていなかった人の場合、机や椅子を揃える必要があります。もちろん、置く場所も必要です。
  • 水道光熱費の問題
    • いままで、日中はあまり家にいなかった人がずっと家にいて仕事をすることで、水道代や電気代が一気に上がります。また、安定してビデオ会議などをするためにはインターネット回線にも高いクオリティが必要となります。
  • 賃料負担・管理規約の問題
    • 会社の賃料は会社が負担し、個人の住居は個人が負担するのが通例でした。しかし、個人の住居の一部をオフィスとして使う場合にその賃料を会社が負担するというケースは多くありません。マンションなどでは、管理規約で自宅のオフィス使用を禁止している場合があります。また、作業場所や水道光熱費の問題から外にシェアオフィスなどを借りる必要が出た場合、その費用を誰が負担するのか?という問題もあります。

 

このように、自宅をそのままサテライトオフィスにすることは、便利な点がある反面、これまでにはあまり考えられてこなかった新たな問題が発生しています。

 

 

▼トレーラーハウスがサテライトオフィスに適している理由

 

サテライトオフィスを設置する問題のいくつかは、トレーラーハウスをサテライトオフィスにすることで解決することができます。

 

 

  • 複数人数でシェアして使える
    • トレーラーハウスの中はさらに細かく間仕切りすることができます。一つのトレーラーハウスを複数の人でシェアして使うことで、一人あたりの負担を下げることができます。会社負担で地方都市に設置し、近隣に住んでいる人にはオフィスではなく、近くて便利なサテライトオフィスに通勤してもらう。ということも可能。こういったシェアするスタイルは自宅ではなかなかできません。
  • 導入コスト・維持費用が安い
    • 支店を建設しようとすると、土地の確保や建設などに時間や費用がかかります。また、固定資産税など継続的にかかる費用もあります。トレーラーハウスなら、それを設置する場所さえあれば、あとはトレーラーハウスの取得が主な費用で、“随時かつ任意に移動できる”規定をクリアさえすれば、建築物ではなく「車両」扱いとなりますので、固定資産税などもかかりません。
  • 場所さえあれば設置できる
    • 建築物ではありませんので、建築確認なども不要です。最低、車一台分のスペースが有れば設置することができ、すぐにサテライトオフィスとして運用可能です。

※工場で生産し、設置場所まで牽引にて納品するので、経路の道幅などの考慮は必要となります。詳しくはお気軽にご相談くださいませ。

 

 

トレーラーハウスをサテライトオフィスとして活用し、不要になったら売却。

“随時かつ任意に移動できる”状態なので、売却したらそのまま牽引によって運び出し、もとの土地として利用することができます。

 

このように自宅の一部分や、普通のオフィススペースではなかなかできない利便性の高いサテライトオフィスは、トレーラーハウスを使うことで実現することができます。

 

 

▼トレーラ―ハウスならこんなことも可能

 

  • 複数のトレーラーを並べて増減可能に
    • 広い駐車場にトレーラーがいくつか並べて、トレーラーごとに別の会社が使う「サテライト村」として運用。トレーラーの一つは共用部分としてトイレやダイニングを設置する便利で快適に。コスト負担を平等にすることで、一社あたりのコストを下げる。
  • 「ノマド型サテライトオフィス」
    • ノマド=遊牧民のように需要のある場所に移動して稼働できるサテライトオフィス
    • 「夏は海辺、冬は雪山にサテライトオフィス」
    • 「高速道路や鉄道の工事現場とともに移動できるサテライトオフィス」

 

 

サテライトオフィス、リモートオフィスで働くことは、「コロナだから」という理由だけではなく、これからの社会に当たり前のものとして根付いていくと思われます。

いま、自宅でのリモートワークなどで不自由をしている方も大勢いらっしゃいます。

 

サテライトオフィスについては、自社の社員のための運営だけではなく、他社向けのサービスとして提供する会社もこれから多く増えてくることが見込まれます。

 

その際に需要に応じて導入・設置ができるものとして、トレーラーハウスもその選択肢の一つに入ってくるのではないでしょうか。

 

 

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