輸送の流れ・料金表

輸送へのこだわり輸送へのこだわり

 年々、他社製品でトレーラーハウス輸送のご依頼を頂くことが増えてきました。最近目立つのが、年式は新しいのに輸送不可と判断するケースです。保安基準第2条(幅2.5m・長さ12m・高さ3.8m)を超える大型ハウスでは基準緩和認定申請と特殊車両通行許可が必衰になります。輸送不可と判断する理由、大きく分けて3つ
①躯体構造が不明(製造証明書又は諸元表がない)
②シャーシの強度不足(躯体より大事)
③ヒッチ・タイヤ・車軸に耐荷重証明がない又はスペアが入手できない
各許可申請をする際には、必ずトレーラーハウスのサイズと重量が必要になり、その数値を元に牽引車と合わせて計算していきますので、躯体の仕様が明確であれば積算して重量を割り出せますが、不明の場合は計算ができません。躯体構造がクリアーして初めて、シャーシ強度計算をしますが、原価を抑えるために軟鉄を使用し製造されている場合が見受けられます。
① ②がクリアーしても安心はできません。多いのがヒッチ・車軸の耐荷重不足又は数値そのものが打刻されていないものです。トレーラーハウスの需要が上がれば、当然製造販売会社も増えてきます。価格勝負で販売する業者。許可申請も後先考えずに取得する業者も出てくるでしょう。良かれと思って購入されたお客様が、次移動する際に輸送不可と言われ大きなショックを受けることがないよう注意していただけたらと思います。

トレーラーハウスの輸送依頼の流れ
お問い合わせ

メール、またはお電話でお問い合せください。その際に以下内容をお教えください。
【お名前(会社名)】
【お電話番号】
【トレーラーハウスの年式・大きさ・購入会社名】
【出発地住所(引取先):googleマップで一致する住所】
【目的地住所(輸送先):googleマップで一致する住所】
【輸送希望日時】
【製造証明書又は諸元表】をお知らせください。

お見積り・現地調査

お問い合わせの内容を基に輸送可能と仮定して、お見積りを作成します。
トレーラーハウスの輸送をご希望の方で、車検証をお持ちの場合は、内容を確認させていただきます。
事故や生命に関わることですので、基本現地調査は致します。
(出張料20,000円+弊社⇔現地(往復距離)50円/1㎞で算出)指定の口座にお振込み確認後、現地調査打合せ日時を決定いたします。(お客様立会い)

ご契約・お支払い

お見積りをご確認頂きましたら、ご契約書を作成します。お支払いは、基本的に作業日前日までに現金お振込みとなります。
基準緩和認定・特殊車両通行許可の申請がある場合は、それら申請に係る費用のみ事前にお振込みいただき、お振込みが確認でき次第、書類の作成作業を始めます。

各種申請作業

保安基準第2条の制限を超えたトレーラーハウスの場合は、基準緩和認定と特殊車両通行許可の取得が必須です。申請から認定・許可がおりるまでには約3~4か月を要します。
※保安基準第2条の制限内のトレーラーハウスは、申請作業は必要ありません。

輸送&設置

ご指定の場所にトレーラーハウスの引き取りに伺います。お客様立ち合いのもと、輸送するトレーラーハウスの状態を確認します。
お客様のご希望の場所(全国対応)まで、トレーラーハウスをけん引輸送します。
必要に応じて、フェリーも利用します。大型のトレーラーハウス(保安基準第2条の制限を超えたトレーラーハウス)のけん引輸送は、夜間21時~から早朝6時までに行います。

設置完了及びご確認

ご指定の場所までトレーラーハウスを輸送しましたら、お客様立ち合いのもと、輸送したトレーラーハウスの状態を確認します。問題なければ設置完了確認書にサインをいただき完了となります。

トレーラーハウス輸送時の様子

基準緩和申請、特殊車両通行許可を得て安全に運送します

料金表

トレーラーハウスの車両の大きさと出発地から目的地までの走行距離によって、料金を算出いたします。
正式な料金は、ご依頼の際にお見積りしますので、以下は料金の目安として、ご参照ください。

大型モデル 保安基準第2条 幅2.5m以上:高さ3.8m以上:⾧さ12m以上(1つでも当てはまる)
※幅3.0m以上のサイズは21:00~6:00の深夜輸送
基本料金 ¥200,000(税別)
レッカー車1台・誘導車2台・隊員3名
輸送費 25㎞未満 ¥100,000(税別)
50㎞未満 ¥150,000(税別)
50㎞以上 ¥150,000(税別)+(1,700円/1㎞)
設置費 ¥80,000(税別)
出張費 ¥15,000(税別)×3名
(大型モデル:距離が200㎞を超える場合は宿泊を伴う費用がかかります)
基準緩和
認定取得
費用
¥100,000(税別)
特殊車両
通行許可
申請
¥50,000(税別)
RV登録
証明発行料
¥20,000(税別)

例:大型モデルのトレーラーハウスを200㎞(愛知県稲沢市から兵庫県西宮市)へ輸送設置する場合

基本料金:200,000円+運送費:405,000円+設置費:80,000円+出張費:45,000円=730,000円(税込価格:803,000円) 他に、基準緩和認定取得費用:100,000円+特殊車両通行許可申請料:50,000円+RV登録証明発行料:20,000円

小型モデル 保安基準第2条 幅2.5m未満:高さ3.8m未満:⾧さ12m未満(全てが当てはまる)
基本料金 ¥50,000(税別)
レッカー車1台・隊員2名
輸送費 25㎞未満 ¥50,000(税別)
50㎞未満 ¥100,000(税別)
50㎞以上 ¥100,000(税別)+(900円/1㎞)
設置費 ¥80,000(税別)
出張費 ¥15,000(税別)×2名
(小型モデル:距離が350㎞を超える場合は宿泊を伴う費用がかかります)
RV登録
証明発行料
¥20,000(税別)

例:小型モデルのトレーラーハウスを500㎞(愛知県稲沢市から広島県広島市)へ輸送設置する場合

基本料金:50,000円+運送費:505,000円+設置費:80,000円+出張費:30,000円=665,000円(税込価格:731,500円) 他に、RV登録証明発行料:20,000円

注意事項 別途費用が発生する場合
トレーラーハウスの種類は?
輸送をする上で、トレーラーハウスは2種類に分かれます。
大型モデル:保安基準第2条 幅2.5m以上:高さ3.8m以上:⾧さ12m以上(1つでも当てはまる)
小型モデル:保安基準第2条 幅2.5m未満:高さ3.8m未満:⾧さ12m未満(全てが当てはまる)
大型モデルを「保安基準第2条の制限を超えたトレーラーハウス」、小型モデルを「保安基準第2条の制限内のトレーラーハウス」と呼びます。
「保安基準」とは?
「保安基準」とは、道路運送車両法において、自動車の構造・装置について安全確保及び環境保全上の技術基準を定めたものです。
保安基準第2条の制限を超えたトレーラーハウスはどのように輸送をするのでしょうか?
「基準緩和認定」・「特殊車両通行許可」の両方の許可を取得後に運搬します。申請から認定・取得までに3~4か月程度かかります。お早目のご依頼をお願いします。 基準緩和認定や特殊車両通行許可で運行時間帯(通常は午後9時から翌日午前6時の間)や運行速度の指定を受けるため、基準緩和認定等で指定された運行時間帯を遵守して運行します。また、基準緩和認定を受けて運行するトレーラーハウスは高速道路の走行が認められていないため、一般道を運行します。
基準緩和認定とは?
保安基準第二条の制限を超える自動車の公道での運航に際して、到着地を管轄する運輸局が、自動車として一時的に運行する際の安全性(構造強度、制動性能、旋回能力等)を審査し、それを自動車として認定する制度です。

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