お客様の声・施工実績

愛知県あま市 Y様

生活そのものが
楽しいことに気付きました。
ログトレーラーは
終わらない遊び場!

愛知県あま市 Y様

仲間が集まる場がほしい
ログハウスをつくりたい
バーベキューや餅つきなど、昔も今も仲間と集まるのが大好きです。そんな拠点がほしくて、祖母から譲り受けた土地に小さいログハウスを建てようと思い立ちました。ところが規制にひっかかりあえなく断念。その代わり、情報を集める過程で「トレーラーハウス」の存在を知りました。これなら設置が容易で建築確認申請も必要ありません。
ドリームハウスの工場を訪問して「ログにしたい」と相談したところ、事業責任者の稲吉さんから「その予算なら余裕ですよ!」と太鼓判を押され大いに盛り上がりました。聞けば風呂もトイレも付けられるし、居住性も十分で、娘たちが巣立ったら夫婦2人で住むこともできる……話すうちに夢がどんどん膨らみました。ところが大変だったのはその後です。
予想外の正面衝突
「もうやめよう」と思った
最初のトラブルは、業者都合により中国製ログ材が入らなくなったこと。普通はそこで諦めるのでしょうが、稲吉さんはすぐに新しい協力会社を懸命に探してくれました。それが愛知県の「夢木香」さんでした。ところがこの企業は、経営者が日本ログハウス協会の会長を務めている本格派で、品質にも予算にも妥協がありません。新たに見積もりを出してもらったところ予定の1.7倍! 絶対に無理な金額です。
僕としてはログ気分を味わえればよかったので、グレードダウンを希望しましたが、夢木香さん側は、構造等に関しては譲れないと言います。そもそも、完成後のログハウスが“公道を走る”こと自体、前代未聞で不安感があるとのこと。予算額も大問題ですし、正直やめようと思ったこともありました。
しかし、僕自身も勉強してこだわりの理由を知り、同時に「もし運送後に不具合が出ても文句をつけない」と覚悟を決めました。腹をくくって、稲吉さんの協力を得ながら夢木香さんに迫ったところ、ついに合意! コストダウンの知恵もいただきながら、計画が前に進み始めました。
農地転用や水道整備など、さまざまな難題が起こりましたが、やはり一番の山場はこのぶつかり合いでした。……でもいま、実際に暮らしてみるとわかります。薪ストーブの選択ひとつにしても、専門家の提案にはきちんと理由がありますね。最終的に予算は少しオーバーしましたが、妥協しなくてよかったと実感しています。
いつまでも遊び続けられる
理想の空間「HYGGE」誕生
このセカンドハウスを「HYGGE(ヒュッゲ)」と名付けました。デンマークの言葉で「居心地のいい空間や、そこで過ごす幸福な時間」を意味しています。この単語を知って強く共感し、コンセプトに据えました。すると、さまざまな事柄が自然に動き出すようになりました。
大型トラックで牽引して、この場所に設置したのは2019年6月。まだログ躯体に風呂とトイレだけがついたスケルトン状態でしたが、友人たちが盛大に祝ってくれました。
以来、廃材を利用して室内の内壁やカウンターをつくり、薪ストーブを据え付け、キッチンをセットして……ずっと日々真剣に遊び続けています。休日だけでなく仕事帰りにふらりと寄ることもありますが、一人でぼうっと過ごすことはまずありません。来ると何かしら気になる点が目について、新しいことをしたくなります。
妻や娘たちはもちろんのこと、僕の父も協力してくれています。畑仕事やウッドデッキづくり、屋根を架けて薪棚を設置するなど、おかげで父との距離も格段に近くなりました。
休日ごとに友人が集まる
コロナ禍でもストレスゼロ
毎週のようにやってくる友人たちが、勝手にボトルを置いていくため、キープ棚をつくりました。娘がネームカードを描いてくれました。妻は僕よりもセンスがいいのでインテリア担当。手作りアクセサリーの展示即売会を開くこともあります。
僕はここで料理に開眼し、畑の野菜やハーブを使ったメニューを振る舞うようになりました。薪ストーブを使ってパンやピザも焼きますし、味噌も手作りです。このセカンドハウスをつくって以来、退屈したことがありません。コロナ禍の最中も、家族や仲間と一緒になってストレスなしに過ごしてきました。
不自由を楽しむ、暮らしを遊ぶ
みんなの元気を生み出す拠点
僕は学生時代からサッカーが大好きです。20代の頃に、サッカーを通じた国際交流で1年間アジアの国々を巡ったことがあります。日本とは異なる文化や生活を体験して、幸せって何だろうと考えさせられました。東日本大震災の復興支援をしていた時は、先輩スタッフから自分の心を健全に保つ知恵を教えられました。
人生には何かと予想外のトラブルが起こります。しかしどんな時も、生活そのものを楽しむ姿勢が身についていれば、きっと元気に暮らしていけるでしょう。仕事と家庭の往復だけでなく、楽しむための場所があれば、それがエネルギー源になってくれます。
ここでは自給自足もできますから、もし災害が起きても安心です。一見無駄なゼイタクのようでいて、最大の危機管理になっているのが「HYGGE」。自分と大切な人たちの、元気を生み出してくれる場所です。

【AFTER STORY】ドリームプロジェクトからひとこと

初回の超盛り上がり打ち合わせで「やれますよ!」と言った手前、どんな課題やトラブルが起きても引き下がれません。「何とかしたい」一念で取り組み、設置を終えた時は本当に安堵しました。
いつも私たちは個性豊かなお客様とご一緒に、それぞれの“ドリームプロジェクト”実現に向けて力を尽くしていますが、中でも思い出深いのがY様です。打ち合わせ中も、自然に話が深まって人生や生き方談義が始まります。しかもそれが楽しい! 何と言ってもご夫妻の魅力にやられましたね。

〈主な仕様〉

面積 34.39㎡
屋根形状 短辺切妻
外装 ログハウス113mm(丸太組工法)
オプション 風呂、トイレ、薪ストーブ(床、壁、煙突)一式

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用途に合わせさまざまな広さや間取り仕様をご用意

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